カベルタとはどんな薬?

今回紹介する「カベルタ」はED治療薬として世界的に有名なバイアグラのジェネリック医薬品として開発された薬です。

開発元はインドのランバクシー・ラボラトリーズという製薬会社になります。

インドではカベルタ以外にもカマグラやシラグラという名前のバイアグラジェネリックが開発、販売されていて欧米を中心に広く普及している知られざるジェネリック医薬品大国なのです。

カベルタを開発しているランバクシー・ラボラトリーズも世界で10本の指に入るほどの大きな製薬会社で、世界7カ国に工場をもち現在カベルタは150カ国以上もの国で販売されています。

EDについて

ED(勃起不全)は日本人の成人男性のうちおよそ4割が抱える深刻な病気だと言われています。

ただし、一般的なEDのイメージは完全に勃起しなくなるインポテンツと思われがちですが、実際のところはそうではありません。

EDには大きく分けて以下の4つのタイプがあります。

  • 完全に勃起しないタイプ(インポテンツ)
  • 挿入までは至るものの、途中で萎えてしまい射精に至らない「中折れ」タイプ
  • ある程度勃起はするものの挿入する硬さまでは到達しない「半勃起」タイプ
  • 勃起はするが行為前に萎えてしまうタイプ

医学的には「満足な性行為ができない状態」と定義されていて、必ずしもED=インポテンツではないということになります。

EDの原因とメカニズムについて

一口にEDといってもその原因には幾つかの要因がありますので、原因別に説明していきましょう。

  • 器質性ED:動脈硬化症や神経に障害がある場合で50代以降に多いとされています。

この場合の「器質性」とはペニスやそれに関連する器官や臓器、あるいは神経に物理的な異常が起きているという意味で、動脈硬化症のようにペニスに血液を送り込む動脈が機能劣化を起こしていたり、神経伝達に病的な異常を起こしている場合に用いられます。

50代以降に多いということから、加齢による動脈硬化症などの血管障害からくる血流低下が主な原因だと考えられます。

動脈硬化のほかにも糖尿病や高血圧症などの生活習慣病を指摘されている人がEDになる場合はこのパターンになります。

  • 心因性ED:精神的なストレスが原因で起こるEDです。

働き盛りの30代〜50代にかけての男性に多いとされています。

ストレスには血管を萎縮させる作用があるため、慢性的な精神的ストレスは血流障害を招き、ペニスへの血流を妨げEDを引き起こす原因となります。

仕事や家庭のストレスが多い年代はこのタイプのEDにかかりやすいと言われています。

また、性格的には「真面目」、「潔癖性」、「責任感が強い人」に多く、一度セックスに失敗したことがトラウマとなり、“またうまくいかないんじゃないか?”とか、“もう失敗できない”という思いが強すぎることが逆に大きなストレスとなりED症状がでるという悪循環に陥りやすくなるのです。

  • 器質性EDと心因性EDの複合タイプ:ED患者の統計を取ってみるとストレスや器質性な問題のどちらか一方だけで起こるというケースよりも両方の原因が重なって深刻なEDを発症しているというケースの方が多いというデーターが公表されています。

重症のED患者ほどこの複合タイプが多いと考えられます。

  • 薬剤性ED:一部の医薬品には副作用にED症状が起こる場合があると報告されています。

その薬のうち代表的なものを挙げていきましょう。

「中枢神経に作用する薬」:解熱消炎鎮痛剤、うつ病や総合失調症などの精神疾患の治療薬、睡眠薬を含む向精神薬

「末梢神経に作用する薬」:筋弛緩剤、鎮けい薬(けいれんを鎮める薬)、麻酔剤、抗コリン剤

「循環器治療薬」:不整脈治療薬、利尿剤、降圧剤、血管拡張剤、脂質異常治療薬

「消化器治療薬」:抗潰瘍薬、麻酔剤、抗コリン剤

「AGA治療薬(プロペシア、フィンペシアなど)」

また、ED治療薬には「飲めば勃起するセックスドラッグ」という誤った認識がいまだに強いように思えます。

ED治療薬には神経に作用して性的な興奮を向上させるという作用はありません。

あくまでもペニスの海綿体組織にある血液の流入を阻害している酵素の働きを邪魔して、海綿組織内に血液が流れ込みやすいようにすることで勃起をサポートするという役割になります。

加えて血管を拡張する効果は非常に高いものがあり、過剰に摂取すると心臓に過度の負担をかけ心肺停止となる事態になってしまう事例も報告されているので、用法・用量はきちんと守って服用するようにしてください。

バイアグラ・ジェネリックについて

現在日本で製造、販売が許可されているバイアグラ・ジェネリックはトーワ製薬の「シルデナフィルOD」とキッセイ薬品の「シルデナフィル」の二種類だけです。

したがって「カベルタ」は医療機関での取り扱いはありません。

また、ED治療は健康保険が利かない自由診療なので、診察料や処方箋料、検査代も含めて全額自己負担となります。

そのため個人輸入代行業者などを使ってネット購入することになります。

未承認の医薬品を個人輸入する行為には抵抗感を持つ人もいますが、上記のとおり、カベルタは世界的に見ても信頼性の高いバイアグラジェネリックなので、購入元の個人輸入代行業者が信頼出来るところであれば問題なく購入&服用が可能でしょう。

カベルタの効果と服用時の注意点

ジェネリック医薬品はオリジナルと主成分が同じなので、効果や副作用についても同じと考えて差し支えありません。

カベルタの主成分もバイアグラと同じ「シルデナフィル」なので、効果・効能、副作用についてもバイアグラと同じと考えてよいです。

シルデナフィルは脂肪と一緒に服用すると効果が半減するとされているので、服用は空腹時に行います。

また、アルコールと一緒に摂取するとアルコールとシルデナフィルのもつ血管拡張作用が相乗効果となって一気にアルコールが回ってしまい酩酊状態となってセックスに至れない可能性もあるので、できれば性行為の3時間前に水などで服用することが望ましいでしょう。

なお、ED治療薬に性病を予防、改善する効果はありませんので、性病予防には十分に留意してください。

副作用と禁忌について

(副作用について)

カベルタには以下のような副作用があります。

  • 顔の火照り、潮紅(ホットフラッシュ)
  • 偏頭痛様発作
  • 消化不良
  • 動悸、頻脈、胸痛
  • 虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)
  • めまい、昏迷、傾眠
  • 失神、意識障害
  • 肝機能障害
  • 悪心(気分が悪くなる)、嘔吐
  • 胃腸障害、腹痛
  • 鼻炎、鼻出血
  • 筋肉痛、関節痛
  • 発疹
  • 視力低下、彩視症、眼球充血、結膜炎
  • 感染症

(禁忌について)

カベルタにもバイアグラと同様に禁忌があり、次に挙げるような疾患で治療中、もしくは身体状態にある場合は服用できないので注意してください。

  • カベルタに対してアレルギー反応のある人
  • 虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)患者で現在硝酸剤や一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)の投与を受けている人
  • 心臓や血管に障害があり、医師から性行為が不適切と判断された場合
  • 重度の肝障害を有する患者
  • 低血圧(最大血圧90mmHg未満または最小血圧が50mmHg未満)の人
  • 治療を受けていない高血圧(安静時収縮期血圧170mmHg以上、又は最小血圧が100mmHg以上)の患者
  • 6ヶ月以内に脳梗塞や脳出血、あるいは心筋梗塞の既往がある場合
  • 進行性夜盲症(網膜色質変性症)の人
  • 現在塩酸アミオダロンを処方されている患者
  • 既婚者以外の未成年者
  • 女性